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ゆとり世代だが、「ゆとり」と言われると腹立たしくなる【ただの愚痴】

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ゆとり教育を受けたものだが

 

※これはただの愚痴です。

 

僕は、いわゆるゆとり世代です。

 

ゆとり世代とは、ゆとり教育を受けた世代のことである。

ゆとり世代の定義、範囲については諸説あり明確ではない。

ゆとり教育の期間中に学校教育を受けた世代は1987年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれ(1987年度~2003年度生まれ、現在12~29歳)である。

 

 とニコニコ大百科では書かれております。

 

文部科学省が教育方針の改革として始めたプログラムです。内容はシンプルで、今までの知識詰め込みの勉強を減らして(「ゆとり」を与えて)、勉強以外の生きるうえで重要なノウハウを身につけよう的な発想です。

 

実は、僕もそういう教育方針が変わることを知らされた時、「なんか変だよねぇ」とは思っていたのですが、上が決めてしまったので仕方なく受け入れざるを得なかったのです。

 

ゆとりにいら立つのは分かる。けど、原因はそこじゃない気が…

 ネットで「ゆとり世代」は、結構論争になることがあります。原因はゆとり世代が上の世代から見ると、違和感ありまくりだからでしょう。もう一つは、ゆとり世代がいちいち「ゆとり」と言われるのがあまり好まないのもあるからです。

 

では、なぜ「ゆとり世代」は、「ゆとり」という言葉を好まないのでしょうか。

 

ゆとり教育は上の世代が決めたものであるから

やはり、最大の原因はゆとり教育そのものが、ゆとり世代が自ら好んで選択したものではないからだと思います。僕自身も、「ゆとり教育」に違和感はありました。

 

実際、ゆとり教育を体験したので分かるのですが、この教育プログラムで、勉強以外の新しい教養を身に着けたのかと言うとそんなことはなかったのです。確かに、勉強以外のプログラムも増えました。しかし、どういった内容のモノだったのかは今は全く記憶に残っていません。それに、そんな頻繁に勉強以外のプログラムがあったわけでもありません。

 

そんなわけで、あまりプラスにはならなかったのです。文部科学省が自らの失敗を認めて、ゆとり教育を取りやめたのは評価したいと思っています。

 

ゆとり世代は「努力していない」というレッテルが貼られがち

これも原因だと思います。上の世代は、詰め込み教育が少なくなったのを理由に、ゆとりは我々の世代よりも努力していないというレッテルを張りがちです。しかし、それは本当なのでしょうか。

 

確かにそういう一面もあります。ただし、現実は、めちゃくちゃ努力する人と全く努力をしない人の両極端のタイプが生まれたのです。ゆとり教育では余暇時間が生まれます。その時間を勉強(あるいはスポーツなど)に割り当てた人とゲームとかの娯楽に割り当てた人が出てきたのです。

 

そもそも、詰め込みが減ったからと言って、大学受験が簡単になったのかというと全くそうではありませんでした。例えば、東京大学などの難関大を目指すなら、世代に関係なく難しいのはイメージできると思います。

 

むしろ、ゆとり教育によって生まれた余暇のため、そういった難関大学を目指すために、塾に通いまくった人もたくさんいたのです。結果的に、従来の詰め込み教育よりも詰め込み教育をした人もいました。

 

たまに、ゆとり世代にすごく優秀な人がいるのはそういった人なのでしょう。

 

ゆとり世代の特徴は、ゆとり教育から生まれたものではない

ゆとり世代の特徴としては、以下のようになっています。

 

1失敗を恐れる

2打たれ弱い

3現実的で夢を見ない

4ルールは順守する

 

上の世代は、特に「失敗を恐れる」とか「合理的すぎる」ことに違和感を感じやすいようです。しかし、そもそもなぜ私たちの世代はこのような思考をするのでしょうか。

 

それは、ゆとり世代の生まれた年を見れば一目瞭然です。ゆとり世代は、1987年~2004年に生まれた世代です。これは、バブル崩壊後、日本経済が「失われた20年」により、崩壊していった時代です。

 

僕の場合、物心ついた頃にはテレビのニュースでは、「○○会社が赤字」「○○が倒産」みたいなのを何度も見ていました。これは、今も何となく覚えています。

 

上の世代は、好景気を体験した世代ですので、「チャレンジ」「努力」などの言葉を好みがちですが、僕たちゆとり世代の場合、「好景気」と言うのがそもそもどういったものかがイメージできないのです。だから、バブル崩壊後の不景気を幼いころから体験した私たちは、自然と失敗を避けがちになるのです。

 

また、一部の優秀な人の場合、合理主義者になっていると思います。不景気でも生き延びるためには、「チャレンジ」とか「失敗を恐れない」だけではなく、時には「合理的に」かつ「賢く」なる必要があります。赤字の会社が「チャレンジ」とか言っても意味がなく、より「合理的な」企業になる必要があるのと一緒です。

 

これが、ゆとり世代に失敗回避者や合理主義者が多い原因なのです。決して、ゆとり教育によって生まれたものではありません。ですから、ゆとり教育が廃止された今でも、「合理的」「失敗回避的」な子供はたくさん生まれているはずです。日本は今も不景気ですから。

 

また、ゆとり世代の特徴の1つに、「プライベートを優先する」というのもあります。ゆとり世代の人は、上司との付き合いの飲み会などは好みません。これも原因はゆとり教育ではなく、インターネットにあります。

 

ゆとり世代は、デジタルネイティブで、幼い頃からパソコンをいじっている世代です。特にインターネットを好んで使いだした世代です。そんな私たちは、どうしても画一的な好みと言うのを持ち合わせていません。言い換えると、個人主義的になっているのです。

 

昔は、テレビなどのマスコミが、情報を提供し、それ以外の情報が少なかったため、画一的な考えがありました。しかし、今はインターネットおかげで、自分の好みに合った情報を選択できるため、私たちは個性が出てきたのです。

 

そのため、他人にいちいち合わせることを嫌う人もいるわけです。「他人は他人。自分は自分。」という考えです。だから、プライベートを優先する人が増えているのです。ただ、あまりにも自分のプライベートを優先しすぎて周りに合わせられない人は、ゆとり世代から見ても嫌われていますね。

 

どちらにしても、ゆとり世代の特徴は、ゆとり教育から来ているとは言いがたく、原因は別にあるのです。そのため、このような特徴を持った子供はゆとり教育が無くなった今も、生まれています。

 

たまに、ゆとり教育を受けていない若い人に、「これだからゆとりは…」と嘆く人がいますが、ゆとり世代の特徴はゆとり教育から生まれていないので、結局今の若い人もゆとり世代と同じ特徴を持っているわけですね。

 

ゆとり教育は二度としないでほしい

ゆとり教育を経験した自分としては、二度とゆとり教育はしてほしくないなと思っていますね。

 

それはそうと、最近は大学入試改革で、学力だけではなく、受験生の個性を見ようという流れになっているようです。僕は、これは「ゆとり教育」なみの世代間ギャップが生まれる原因になるのではないかと考えていますね。

 

個人的には、大学入試改革は嫌いではありませんが、僕がおっさんになった頃、どんな世代が生まれてくるのかが不安で仕方がありません。