フィギュアスケーターは高速スピンで鼻水を飛ばすことがある
韓国の平昌でオリンピックが開催しました。このオリンピックでは今年も日本のフィギュアスケート選手がメダルの獲得を期待されています。
日本ではフィギュアスケートが人気です。荒川静香や浅田真央などのスター選手が生まれるくらい日本では大人気。しかし実は海外ではフィギュアスケートはそこまでメジャーなスポーツでもないようなのです。
じゃあ、いったい何がメジャーなのかというと、アイスホッケー・アルペンスキーなど芸術評価よりもスピード競技が海外ではメジャーみたいですよ。
ところで、実はフィギュアスケートの起源はオランダとされています。運河のあるオランダでは水面が凍るとオランダ人は氷の上を滑っていたのです。
その時、農民階級のオランダ人は氷の上でスピードを競うことに興味がありましたが、貴族階級はそういった体育会的な競争には関心は持てず、氷の上で優雅に踊ることに興味があったのです。
フィギュアスケートの起源は貴族なのは素敵ですよね。
こんな優雅でエレガントなフィギュアスケートですが、実は悲しいというか恥ずかしい一面も持ち合わせています。フィギュアスケートのリンクはなんと氷点下マイナスの世界です。さて、そんなところにずっといればどんな人間だって鼻水が出てしまいます。
フィギュアスケートで踊っている選手の中にはどうしても演技中に鼻水を出さなければいけないことが本当にあるのです。
しかし、鼻水が垂れた顔を演技で見せるわけにもいきませんので、高速スピンでぐるぐる回っているときに、遠心力を利用して鼻水を思いっきり飛ばすことで、事なきをえているわけです。
ひょっとしたら、羽生結弦さんも浅田真央さんも鼻水は飛ばしたことがあるかもしれませんが、真相は分からないままのほうが良いような気がします。
イチローの奥さんはイチロー以上の収入がある
言わずとも知れた野球界のスーパースターであるイチロー選手ですが、数々の記錄を打ち出した裏側には奥様である元TBSアナウンサー弓子さんの献身的なサポートがありました。
体作りが何より大事なイチロー選手のためにプロ顔負けの料理の腕前で、イタリアンから中華、フレンチ、和食まで何でも作ったそうです。もちろん栄養の計算も完璧で食材の買い出しに1日3時間かけ、試合の終了時間を予測して、帰宅後の絶妙のタイミングでテーブルに並べる徹底ぶりだったそうです。
結婚して以来、表舞台にはほとんど出ることがなかった弓子さんでしたが、2005年にイチロー・弓子・愛犬の一弓(いっきゅう)のイニシャルの頭文字を取った資産管理会社「IYIコーポレーション」を設立し、不動産投資を始め、実業家としてその才能を発揮させました。
2009年には、シアトル市内に美容エステ店『エンサロン』をオープンし、ネイルやヘアカット、マッサージなど充実したコースメニューを揃えています。料金はパーマが最高で500ドル(約5万円)とハイプライスですが、スタッフは全員日本人で丁寧な施術と親切なおもてなしが喜ばれ、現地のセレブがこぞって通ってるそうです。
不動産業ではシアトルだけでなくロサンゼルスやワシントンなど、全米で多数の不動産を所有し、投資にも手を広げる傍ら美容業では一年中予約が殺到し、さらなる店舗拡大を目指す弓子さんは献身的な専業主婦から凄腕の実業家としての才能を見事に開花させました。その年商はイチロー選手を超える100億円なのです。
相撲が裸なのは武器を持っていないことを示すため
あなたは、相撲を見ているとどうして裸で競うのか疑問に思ったことはありませんか?
相撲とは、裸にまわしだけを身に付けて土俵の上で戦う日本の国技の一つです。日本古来より神事として続いているもので武道としてはもちろん祝儀の一種です。
昔ながらの礼儀作法を重んじていることもあり日本ならではの文化が強く残っています。例えば、よくTVなどで見る大相撲(プロの力士によるもの)では本番の目に祭主にて土俵祭が行われ、塩で清め酒を埋めています。
では相撲を裸で行う理由とはどのようなものなのでしょうか。
“身に寸鉄も帯びず”という言葉があります。
これは、武器などを使用しないで体を使い正々堂々と戦うことを示す意味があります。
今でこそユニフォームなどがありますが、古代オリンピックでは出場選手の全員が裸で競技をして勝敗を競っていたといいます。そういえば、プロレスなどもパンツのみで戦いますよね。
また日本では、奉納相撲と呼ばれる神社などの境内で行う相撲が全国で行われています。相撲は神様への感謝の気持ちを捧げる神事でもあり、神様に対して不正がないことを証明する為の行為でもあるのです。
相撲は国技として由緒正しき競技の一つでもあるのです。
最近の相撲業界は、横綱・日馬富士の暴行事件のような事件が話題となっておりますが、このように相撲は神様の前で武器を持っていないことを示す神聖な儀式なのは間違いありません。
スポーツとしてだけでなく、ある種の伝統・宗教行事としての一面があることも忘れてはいけないと思いますね。
世界一速いウサイン・ボルトは背骨に病気があった
ウサイン・ボルトは、ジャマイカ出身の短距離の陸上競技選手です。日本でもその知名度は非常に高く、知らない人はいないのではないでしょうか。オリンピックでは、3大会連続、100m、200m、4×100mリレーの3冠王を達成しております。もちろん、この記録を達成したのは彼しかいません。彼の自己ベストは、100mだと9.58秒であり、もちろん世界記録です。
誰もが認める短距離の天才と言われる一方、あまりにも凄すぎるため、ネットではウサイン・ボルトを例えに出して、「努力しても報われないんじゃないか」ということを主張する人も一部います。
ところが、実はこのウサイン・ボルトは陸上競技で不利になるはずの脊椎側彎症という病気持ちでした。しかも、この病気のためにジュニア時代にはあまり目立った活躍はできなかったのです。彼が、短距離走者として成功してきたのは、この背骨の病気と真剣に向き合い、逆にこの病気を利用した走り方を研究してからになります。
その際、この障害となるはずの背中を中心に筋トレを行い、背骨の周りにまるで鋼のような筋肉を身に着けました。
こうなってくると、逆にこの病気だったはずの背中が「ハンマーを上から振る」ような効果を発揮しだし、常人では出せないスピードの源になっていったのです。
日本人は、生まれつき不幸な人が、誰よりも努力して成功するエピソードが好きですが、ウサイン・ボルトはまさにそのパターンの人です。テレビではあまり大きく取り扱われないのは不思議な感じすらします。
陸上選手として成功し、またスポーツ選手屈指の金持ちにもなったウサイン・ボルトですが、陸上選手を引退した後は、サッカー選手を目指しており、すでにオファーは殺到しているようです。彼の今後の活躍に大いに期待していきたいですね。