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そうめんブランド「揖保乃糸」 地元の人はどう食べてるか紹介する

暑いですね

夏は本当に暑いですよね。そして、夏といえばやっぱりそうめんです!実は、僕の出身地はそうめんブランドの「揖保乃糸」の生産地です。

 

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そこで、今回は地元の人は「揖保乃糸」をどうやって食べているかを紹介したいと思います。

 

そもそも揖保乃糸の「揖保」って何?

皆さんは、揖保乃糸というブランドは知っているかもしれませんが、その揖保乃糸の「揖保」とは何のことか分かるでしょうか? 揖保というのは関西のある地方の地名です。その地域には、揖保川という川が流れております。

 

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「揖保の糸」は、揖保川流域で作られたそうめんなので、このような名前になっているわけです。

 

では、この揖保川が流れている地域とはどこでしょうか? 答えは播磨地方です。ただ、播磨地方と聞いても、「どこ?」と思う人もいると思います。

 

播磨地方とは兵庫県のこの辺にある地域です。

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世界遺産の姫路城や赤穂浪士などが、全国的に有名です。播磨地域で一番大きな都市は、姫路市になります。

 

なるほど。ということは、揖保乃糸は姫路市で製造されているんだ!と思う人もいるかもしれませんが、ちょっと違います。

 

確かに、姫路市でも製造されてはいるのですが、一番製造されている地域はたつの市です。たつの市は姫路市の隣にある人口5万人程度の比較的小さな市です。実は、ここが揖保乃糸の本拠地なのです。

 

たつの市は淡口醤油が日本一!

実は、このたつの市は別の特産品でも有名です。それは醤油です。醤油の有名なメーカーといえば、千葉県のキッコーマンがありますが、そのキッコーマンが製造している醤油は濃口醬油です。

 

醤油には2種類あり、淡口と濃口があります。関西では、濃口より淡口醤油が好まれます。

 

実は、このたつの市は淡口醤油の生産量では日本一で、日本三大醤油生産地の一つと言われています。

 

以前、何気なくテレビを見ていた時、めちゃくちゃ美味しいラーメンを作る番組がありました。その番組では、ラーメンのスープの醤油に、このたつの市の淡口醤油を選んでいました。淡口醤油のブランドでは、それくらいたつの市は有名なわけです。

 

たつの市の淡口醤油のメーカーには、ヒガシマル日本丸天醤油などがあります。

 

地元の人はヒガシマルの麺つゆを好む!

この記事では、地元の人がどのようにそうめんを食べるかを紹介すると言いましたが、実は基本的な食べ方はシンプルです。茹でたそうめんを冷やして、麺つゆで食べるだけです。

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ただ、麺つゆに関しては、地元のメーカーを好みます。

 

先ほど紹介したヒガシマルの麺つゆ

ヒガシマル醤油 めんスープ4倍濃縮400ml×3本

ヒガシマル醤油 めんスープ4倍濃縮400ml×3本

 

 

日本丸天醤油の麺つゆ

 

これら地元の味を好みます。特に、ヒガシマルの麺つゆが人気です。

 

これは地元のスーパーの写真なんですが、キッコーマンの麺つゆが安く売られているにも関わらず、ヒガシマルの麺つゆだけが売れています。

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しばらくしてから、キッコーマンの商品は撤去され、ヒガシマルの麺つゆだけになっていました。

 

値段とかに関係なく、ヒガシマルが好まれるわけです。

 

揖保乃糸という名前の会社はありません

話は変わりますが、揖保乃糸というのはブランド名ではありますが、揖保乃糸を製造している会社は一社ではありません。実は、地元の中小メーカーが組合を作って、同じブランドを別の会社がそれぞれ作っています。

 

いわば、「静岡のお茶」が静岡の1社のメーカーだけで作っていないのと同じわけです。

 

このブランドは、地元の中小の力で支えられているわけですね。

 

終わり

地元の人だと当たり前のことが、他の地域から見ると珍しく映ることはよくあります。つい最近、B級グルメが流行ってた時期がありましたが、そのB級グルメも地元では当たり前のものが、他の地域から見ると珍しいのでヒットしました。

 

そこで、僕も地元の人の当たり前をブログにしてみました。面白かったでしょうか?

 

以上、揖保乃糸の紹介でした。