- アメリカにはスパゲッティを神様として崇拝する宗教がある
- 靖国神社の隣には、北朝鮮の施設がある!?
- 英語では理論上「ghoti」という綴りは、「フィッシュ」と発音できる
- 「ドローン」とは元々、軍事用の無人飛行機を指していた
- トランプ大統領は潔癖症で握手を嫌がることもある
アメリカにはスパゲッティを神様として崇拝する宗教がある
アメリカは、50の州で構成されている連邦共和国です。世界最大規模の経済力・軍事力があると同時に移民が建国した国でもあるので、多種多様な人種がこの国に住んでいます。
そのため、宗教的にも多種多様な価値観があるのですが、やはり元々はキリスト教の影響力が強い国であったため、今でもキリスト教を信仰する人が多数います。
そんなアメリカでは、日本では考えられない教育上の問題があります。それは「進化論」です。キリスト教的な発想では、人は猿から進化したというのはどうしても受け入れられません。これは日本のマスコミが大げさに報道していると、最初僕は思っていましたが、外国に行ったとき、冗談抜きで進化論は信じないと発言している子供がいたので、進化論否定派は想像以上に多いのだろうと思います。
そんな中、2005年、アメリカのとあるグループが、学校で進化論を教えると同時にID説も教えるように訴えてきたのです。ID説とは、インテリジェント・デザインという意味であり、生命を科学的に分析してみると、どうしても「知性のある何か」がデザインしたとしか思えない現象があることを元にできた仮説です。この説は神様を認めてるわけではありませんが、キリスト教的な考え方にかなり近いので、こちらを勧めてきたわけです。
しかし、このID説が採用されようとするときに、ボビー・ヘンダーソンが、それを批判するために創始したパロディ宗教として、「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」が出来たのです。そして、ID説の理屈が正しいのなら、それと同じ理屈で空飛ぶスパゲッティ・モンスターが世界を作ったのも正しいので、進化論・ID説・空飛ぶスパゲッティモンスターの3つを学校で教えるように訴えたのです。
「私は国中の、そしていつかは世界中の科学の時間にこの3つの理論がどれも等しく教えられるのを楽しみにできると思います。3分の1はインテリジェントデザインのため、3分の1はスパゲッティモンスター教のため、3分の1は圧倒的な量の観察可能な証拠に基づく論理的推論のため。」
と、ボビー・ヘンダーソンは言っておりました。
ちなみに、この新しい宗教は、進化論を過剰に否定する人たちを揶揄してできた宗教ですが、実際にオランダや台湾では正式な宗教として認められています。
世界の宗教問題は思った以上に根深いようですね。
靖国神社の隣には、北朝鮮の施設がある!?
靖国神社とは、日本で非常に有名な神社の1つです。戦後にできた神社と思われがちですが、意外にも建てられたのは明治2年からです。靖国神社の特徴としては、日露戦争や第二次世界大戦で戦死した日本人をお祀りするのを目的とした神社ということです。ですので、特に韓国と中国からは靖国神社は批判の対象になることが多いです。その一方、神社としては東京でも規模が大きいため、外国人観光客がよく訪れることもあります。
日本の首相が、靖国神社で参拝すると、よくニュースにもなったりします。
ところで、この靖国神社の周辺は実は知る人ぞ知る有名な施設の集まりでもあります。まず、靖国神社のお隣には、在日本朝鮮人総聯合会という施設があります。これは、在日朝鮮人で特に北朝鮮を支持する人たちが集まる施設なのです。もちろん、日本政府から見ると非常に危なっかしい施設の1つなので、毎日警察が数人は監視し、何か起きたときに対応できるようにしています。
さらに、奇妙な事にこの靖国神社の隣には、白百合学園という日本を代表する金持ち向けのお嬢様学校もあります。なぜ、そんなところにあるのかはよく分かりません。さらに、東京六大学の1つである法政大学も靖国神社の隣に位置します。靖国神社の周辺は色々カオスな場所なのです。
その法政大学ですが、靖国神社の隣に位置するのですから、右翼的な大学と思いきや逆に左翼的なところがあり、天皇誕生日の日はなぜか法政大学だけは休日扱いせず登校しなければいけないという決まりがあるほどです。
とにかく、よくも悪くも靖国神社の周辺は面白いスポットと言えるとは思います。
英語では理論上「ghoti」という綴りは、「フィッシュ」と発音できる
日本人の多くは英語が苦手と思うことが多いと思います。英語と日本語は、発音も文法もかなり違っているため、これは仕方がない部分もありますね。ただ、比較的英語に近い言語であるフランス語やドイツ語などのヨーロッパ言語圏の人から見ても、英語は奇妙に映ることはよくあります。英語の奇妙さの一つには、綴りと発音が一致しないというものがあります。
とにかく英語では、綴りと発音がほとんど一致しないことがよくありますし、法則性もあまり見られないところがあります。例えば、「know」という単語の正しい発音は、「ノウ」ですが、この時「k」の発音がなかったことになっています。中学で初めてこの単語を見たとき、戸惑った人も多かったのではないでしょうか。
英語では理論上「ghoti」とう綴りは、「フィッシュ」と発音ができます。
「gh」の部分は、笑うという意味の「laugh(ラフ)」の「gh」の部分が「フ」と発音ができます。
「o」の部分は、女性を意味する「women(ウィミン」の「o」の部分が「ィ」と発音できます。
最後に、「ti」の部分は、国を意味する「nation(ネーション)」の「ti」が「シュ」と発音できます。
これで問題なく、「ghoti」は「フィッシュ」と発音ができるわけですね。
英語のこの奇妙さは、英語自体が様々な言語からできているためのようです。そのため、スペイン語みたいな単語もあれば、フランス語みたいな単語もあれば、ドイツ語みたいな単語もあるわけです。
そのため、日本人から見ると、英語は法則性があまりない不規則な言語に見えるのはどうしようもないことなのかもしれません。
ただ、もう少し簡易化できないのかとは思いますね。
「ドローン」とは元々、軍事用の無人飛行機を指していた
ドローンと聞くと、小型で4つのプロペラがある飛行機をイメージする人が多いのではないでしょうか。使い方としては、ドローンにカメラを載せて空から眺めた映像を撮影してみたり、ドローンに宅配をやらせてみたり、ドローンで農作物に農薬を撒いてみたりなど様々な活用があり、今後も期待できる小型な飛行機と言えるでしょう。
また、商用のみならず、おもちゃのような感覚でドローンを購入する人もたくさんいます。
ところが、ドローンはもともとはこのような小さな飛行機を指す言葉ではなかったようで、どちらかというと軍事用語としての使い方がされていたようです。そもそもドローンとは、無人飛行機全般を意味します。
だから、大きくても小さくても、無人で遠隔操作できる飛行機でしたら、それは「ドローン」なのです。
2015年に改正された航空法では、ドローンは次のように定義されています。
航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船そのた政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(中着)により、飛行させることができるもの(中略)をいう。
この定義で考えてみても、ドローンは無人飛行機であることがよく分かると思います。
では、ラジコンのヘリも遠隔操作ができる飛行機ですが、これはドローンなのでしょうか? もちろんこれもドローンなのです。
このようにドローンの定義は非常に幅広いため、数万円で買える非常に安いドローンがある一方、軍事用に開発された数億円もするドローンもあります。
ドローンの定義はともかく、ドローンは便利なアイテムなのは間違いないので、これからも普及はしそうですね。
トランプ大統領は潔癖症で握手を嫌がることもある
アメリカの大統領に就任し、数々の政策を実施しながら、時には厳しく批判されながらも大統領としての仕事を果たしているドナルド・トランプ大統領。
このトランプ大統領の事を好きな方も嫌いな方も大きく分かれるそうですが、そのタレント性は非常に高いですよね。少なくとも話題性が非常に高いという事が分かりますね。
さて、そんなタレント性の高いトランプ大統領ですが実は、握手を避けることが非常に多いそうなんです。
握手を避けるって言っても、政治家の方々って何かの対談の時、まずは握手から入りますよね? その握手を避けることが多いって、イメージダウンに繋がるのではないかと思いませんか?
もちろん、そのようなリスクがあってもトランプ大統領が握手を避けるのには訳があります。
それは、握手をすることで、バクテリアやウイルスの感染への異常な恐怖心があるからだそうです。握手をする方が、実際に何を触ってきたか分かりませんし、その人が何かに感染している危険性もあるからだそうです。こういった感染への恐怖症はある意味、病的でもあります。不潔恐怖症、潔癖症でしょうか。
潔癖症は、悪化することで強迫症障害となり、バクテリア恐怖でパニックに陥ることに繋がるので非常に危険です。
トランプ大統領は、イスラム系移民の入国禁止発言や異国人からの病原菌に感染するのを恐れての発言などと批判の声も上がってきております。
いずれにしろ、あの強気なトランプ大領の意外な一面ではあるとは思います。