これはネイバーまとめに書いていた記事なのですが、どちらかというとブログ向けの記事ではないかと思い、こちらにも転載します。
ちなみに、僕は体育会系ではまったくありません。
が、なぜ体育会系はあんなに強いのか疑問に思い、調べてみたのです。
体育会系に限らず、就活する際のアピールポイントの参考になると思います。
☆そもそも体育会系とは?
体育会系とは、大学などの課外活動の分類の一つ。転じて、それらに属する人々やその性格・気質の総称。反対語は文化系。
☆体育会系はやはり就活で有利なようです
私は、某総合商社の面接で、「世界を相手に大きいことがしたい」と漠然とした内容を話し、落ちる雰囲気が流れたのですが、体育会でのエピソードを話した結果、「体育会だったら話は変わってくる」と言われ通過した事がありました。
とにかく、体育会系が就活市場で強いのは本当だ。周囲を見ててもそれが分かる。
学生時代に体育会系の環境にいた人は、採用担当者からも好印象を持たれるケースが多いものです。担当者が体育会系出身である場合ならばなおさらでしょう。
でも、なぜ体育会系は有利になりやすいのでしょうか?
①体力があるから
体育会系といえばやはり"体力"が強みだ
②メンタルがあるから
仕事で辛いことがあっても「あの練習にくらべれば屁でもない!」と思えてしまうようです
試合に勝つ、大会で入賞するといった結果を残せばもちろん評価されますが、それが無かったとしても誰よりも練習を頑張っている・根性があって挫けないとみなされた部員はリスペクトされます。
このように体育会系の文化は独特なようです。よって、
部員はOBや先輩に言われるがままに、何の役に立つのかわからない過酷で悲惨な練習メニューをやらされ、気力・体力共に限界まで追い込まれます。
メンタルが強くなるわけですね。
能力が飛び抜けていなくても、ストレスに強く、理不尽な対応をされてもめげずに、上司のいうことを聞き、精進を続けられる人材は、最初の能力が高くなくても、長期的な視点では企業に貢献できる人材に成長できる可能性が高いのですね。
長期的に貢献できそうと思われるようです。
③縦社会に慣れている
体育会には、未だに厳しい上下関係が存在します。縦社会への順応性が高く、礼儀正しい点も体育会系の強みです。
世間知らずで大人との接し方を知らない学生がいる中で、普段から怖い社会人のOB達との関わりを避けられない体育会系学生はやはり好感をもたれやすいようです。
基本的な礼儀が身に付いているため、新人であってもすぐに客先に出せるとみなされ早期から活躍の場を与えられる等のチャンスに恵まれます。
基本的なマナーがあるようです
④チームで結果を出したことがある
実社会に出ると、チームで結果を出すことを求められます。
チームで結果を出した経験を持っている&それを人に伝えやすい体育会系は、志望動機・自己PRともに企業側にとって魅力に映ります。
これはアメフト、サッカーや野球などの集団競技だけに当てはまるお話ではなく、個人技であっても結果を出すためのトレーニングは集団でやるわけですから、全く同様です。
⑤コミュニケーション力がある
部活動はつまり、
顧問の先生やコーチとの接触によって、世代の違う人たちとのコミュニケーションスキルを磨く絶好の場と言える。特に“人に好かれる”“第一印象をよくする”というスキルは、このような思春期の対人関係の構築によって、無意識のうちに叩き込まれる能力と言っても過言ではない。
仕事で重要なのは、とどのつまり人間関係になります。ビジネスシーンで、この処世術が使えない人は仕事にならないと言っても過言ではありません。確かに、仕事のスキルも高度なものであれば大事なことですが、それをビジネスに移行していくには、いろんな人と関わりを持たなければいけません。
上司に対して従順なため、大変可愛がられて仕事もやりやすくなるでしょう。
⑥勝つことにこだわりがある
体育会系の部活というのは、基本的には、「勝つために何をすればいいのか?」ということを追求する団体である。
「こいつは仕事ができるんじゃないか?」という雰囲気を、一瞬のうちに醸し出す力が、“勝ち癖”によって身につけられているのではないか
☆体育会系に有利な企業はこれだ!
■1位 野村証券
■2位 フジテレビ
■3位 TBS
■4位 テレビ朝日
■5位 日テレ
■6位 テレビ東京
■7位 電通
■8位 リクルート
■9位 住友信託
■10位 朝日新聞
■11位 伊藤忠商事
■12位 SMBC日興證券
■13位 住友不動産
■14位 読売新聞
■15位 小学館
■16位 集英社
■17位 新日鐵住金
■18位 サントリー
■19位 日本生命
■20位 丸紅
会社そのものの歴史が長い所は、縦社会を重んじる傾向にあります
☆ただし、体育会系が絶対有利というわけでもない
都合良く動いてくれるソルジャー隊員として使い潰されやすい“影”の部分があることを認識しておく必要があります。
採用担当者が「チームワークや情熱」を重要視していない場合は、不利とまでは行かずとも、さほど有利になるという事はありません。
☆結局、内定を決めるのはあなた次第!
体育会系でない学生でも、難関企業に内定している人はいくらでもいます。自分の今持っている経験を使って、いかに「人柄」「今後の可能性」をアピールできるか?に努力を集中させましょう。
なぜ、人は「体育会系」に弱いのか?―相手をコロリと手玉に取る無敵の心理戦術
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