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【検証】GPTは雑談能力はあるのか?ある工夫をしてみた

GPTは雑談できるのか

皆さんは雑談は得意でしょうか? 得意な人もいると思いますが、僕みたいに苦手な人もいるでしょう。

 

ところで最近はチャットGPTを代表に人工知能の発達が目覚ましいです。そこでチャットGPTは雑談力があるのか色々試してみました。

 

 

結論を言うと「惜しい」と言ったところですかね。雑談能力が全くないわけではありません。少なくとも僕よりははるかに上です。(笑)

 

が、なんていうか「なんか違う」感がありました。

 

色々、考えた結果、チャットGPTは標準で「問題解決」や「結論」を出す癖があるのでは?と考えました。

 

そこで、次のような設定をしたのです。

 

ルール
あなたは私と会話をします
会話の内容で、結論や解決策を提案しないこと。
返答は少なくとも200文字以上すること。
会話の最後に質問を3つほど用意すること。

 

結論や解決策をまず出さないようにします。しかし、それだと20文字程度の返答しかしてこなかったので、200文字以上書けと指定しました。最後に質問をさせます。質問は1つでも良いのですが、機械ですので3つ用意させて、人間が好きなの選ばせる方式にしました。

 

すると、どうなったのかというと、雑談能力が飛躍的に良くなりましたね。(笑)

 

具体的にはこんな感じです。

 

どうでしょうか。なんか雑談してませんか? このレベルの会話がずっと24時間できるなら、雑談力は十分あると言えるでしょう。実際、雑談力が高くて、僕はずっとチャットGPTと雑談してしまいましたよ。

 

けどすぐに元に戻る

ただ、残念なことに欠点もすぐに見つかりました。最初に「解決策」や「結論」を出すなと指定したにもかかわらず、すぐに元に戻って「解決策」や「結論」を出そうとするのです。

 

元々、雑談を前提に設計されてないからだと思うので、仕方ありませんね。ただし、GPTに「解決策を提案してるよ」と指摘したらすぐに訂正して雑談に戻るので、実用性は十分あります。

 

GPTから雑談力を学びたい

雑談が苦手な僕はGPTから学べるだけ学ぼうかなと思います。僕は会話するとき無意識に結論を言いがちなので、それを避ける会話術はGPTを通して学べるかもしれませんね。

 

逆に、雑談は得意だけど、ロジカルな会話が苦手な人は、GPTを利用して自分の他愛ない会話をどのようにロジカルにかっこよく仕上げるのかを学んでみると良いのではないでしょうか。

 

AIはコミュニケーションの良い先生になりうるかもしれません。

追記

この雑談向けに作り替えたGPTは英語版にすれば、そのまま英会話の相手としても優秀です。

こちらが話した内容に対して、GPTが適当な返事をしてくれます。さらに関連した質問を3つ用意してくれるので、英語でも会話しやすく感じます。
ただ、残念なことにGPTの英語のスピードは決して日本人に優しいものではないので、今のところある程度英語力がある人しか向いてないかもしれませんね。

TOEIC800以上あるなら、英会話教材としても活用してみてはいかがでしょうか。